自分だけのキャリアコンサルタントを見つけておこう! | Office Aina

「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

自分だけのキャリアコンサルタントを見つけておこう!

仕事で嫌なことがあったとき、誰に相談しますか?
いつでも話を聴いてくれる、
自分だけのキャリアコンサルタントを見つけておこう!

みなさんは『キャリアコンサルタント』という言葉を聞いたことがありますか?

最近、大学を卒業された方だと
キャリアセンターにいたよ と言う人もいることでしょう。

もしかしたら、会社の命令で何だかわからないけど、
キャリアなんとかっていう人と話をしたことあるよ
なんて人もいるかもしれません。

私も自分がこの仕事に就くまでは、
仕事(キャリア)のことを専門に話を聞いてくれる
仕事が存在することも知りませんでした。
だから皆さんが知らなくても当たり前ですね。

2016年4月1日より
『国家資格キャリアコンサルタント』という名称になりました。

それまでは民間の認定資格として存在していましたが
職業能力開発促進法において国家資格として認定されることとなり
キャリアコンサルティングに関する専門の知識を学び、
コンサルタント自身が教育訓練を受け、能力を向上させていくこと
そして相談者がよりよい時間を過ごすために寄り添い、
一緒に未来を創り上げていくことができる仕事
として位置づけされました。

世の中にキャリアコンサルタントと名乗れる人は
日本で約45,000人(2019年6月現在)
キャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーを
含めればもっと多くなるでしょう

多くのクライアントと接してきた中で
選ばれていくキャリアコンサルタント
皆さんに選んでほしいキャリアコンサルタントの
特徴をお伝えしたいと思います

  1. 最低でも〇〇のキャリアコンサルタント ~選んでほしい6つの条件~
  2. あなたを大切にしてくれますか?
  3. それって誰の人生の話?

自分が安心して自分の気持ちを話せる相手
そんな相手がいるといないでは大違いだと思うのは
私だけでしょうか?

1.最低でも〇〇のキャリアコンサルタント

①国家資格キャリアコンサルタント

私がこの仕事を始めた頃はまだ民間の認定資格でした。
「カウンセラー? なんか胡散臭いよね」と
言われることもよくありました。

そんな中、終身雇用制度が崩れつつある現代、
キャリア(=仕事・人生)をひとりひとりに考えてもらうことも
必要なんじゃないか?
と、国がキャリアについての方針を決めました。

キャリアについて考えるには、話を聴ける専門家が必要だ!

そこで生まれたのが『国家資格キャリアコンサルタント』です。

私のように、民間資格の時代からこの仕事に就いている人間は
所定の手続きを踏めば『国家資格キャリアコンサルタント』になります。

もちろん誰でもなれるわけではなく、民間資格であっても専門知識を学び、
厚生労働省の認定試験に合格していることが条件になります。

そして『国家資格キャリアコンサルタント』になると
「標準レベル」のキャリアコンサルタントとして
仕事を行うことが出来ます。
この『標準レベルのキャリアコンサルタント』として仕事を行うには
国の名簿に登録する必要もあります。

簡単に言えば、専門の知識を学び国家資格を取得していない人は
『キャリアコンサルタント』という名称を用いて仕事を行うことができません。

ですので、最低でも『国家資格キャリアコンサルタント』と名
乗っている人を選んでいただくと、
キャリアについての理論や専門知識を学んだ人たちに
出会えると思います。

②国家資格キャリアコンサルタント技能士

国の技能検定制度の一種として
キャリアコンサルティング技能士2級、
キャリアコンサルティング技能士1級 
という上位資格が存在します。

これはキャリアコンサルタントが 
標準レベルと呼ばれていることに対し、
キャリアコンサルティング技能士2級は
熟練レベルとしてキャリアコンサルタントの
上位に位置付けされています。

キャリアコンサルティング技能士2級は
全国に約8,500人しか存在しない熟練レベルと呼ばれる資格です。

受検資格は、標準レベルになってから
キャリアコンサルタントとして
最低でも3年の経験があることです。

経験があるからと言って誰でも合格できるわけではなく、
キャリアの理論、面談時の技術等を多面的に評価されます。

技能士を持っている=キャリアコンサルタントとしての経験がある
ということになります。

ですので、こちらの資格も併せ持った人だと
より納得のいく話もできるのではないかと思います。

③キャリアだけではなく、心理カウンセリング等心理学を学んでいる

以前はキャリア(=仕事)と考える人も多く、
心理的な部分は関係ない!と言う人も多かったのですが、
現場に出ていると心の問題は切り離せない状態に
なってきていると感じています。

私たちは医者ではないので心身症を治療することはできませんが、
クライアントの状態に気付くことができます。

気が乗らないとき、少ししんどいとき、
無理やりに話を進めるのではなく、
あなたを見て、あなたのペースで時間を
過ごすことで改善できることがあるはずです。

④周囲や自分自身が心身症で苦しんだ経験があればより良い

「体力と胆力で何とかなる」や「気合が足りない」 
と言う謎の言葉であなたを追い詰めるキャリアコンサルタントもいます。 

例えば家族や自身が心身症で苦しんだ経験がある人は、
心身症が気合の問題ではなく、病気であることを理解しています。
そして誰もが風邪と同じようにかかりうる可能性があることも。

だって体力と胆力・気合で何でも乗り越えてきた私が、
自律神経失調症になったんだも~ん。
強いとか弱いとか気合の問題ではありませんので、ご安心ください。

⑤単価が安いキャリアコンサルタント

全員・・・とは言いませんが、安かろう悪かろうの人が
一定数いるのも事実です。

経験が少ないと自信がないことも多いので、
最初は単価を安めに設定をしておいて・・・
なんて考える人も多いです。

もしくは安くやってあげるけど、今後のために
勉強会であなたとの面談を他の人とシェアしていいですか?
と交換条件を出してくるキャリアコンサルタントも存在します。
安心してお話しをする場のはずなのに・・・
一度よく考えてみる必要はありそうですね。

⑥定年退職後のセカンドキャリアでない方が望ましい

これも全員とは言いませんが、
ご自身が定年まで同じ職場に勤めているので
同じ職場で頑張らせようとする可能性が高いです。
転職することに対して「堪え性がない」といって
あなたの能力の問題にしてしまいます。

あと「私の時代は・・・」と言って
どれだけ頑張ってきたかを話はじめます。
今とは全く時代が違います、環境も違います。
それを理解しているキャリアコンサルタントを選んでください。

あなたのただの愚痴にも付き合ってくれる
そんなキャリアコンサルタントを選んでください。

2.あなたを大切にしてくれますか?

さて、ここで、いきなりですが質問です。

『あなたが人生で大切にしているものは何ですか?』

仕事? 
家族? 
趣味? 
社会貢献? 

自己成長? 
お金? 
それとも愛?

答えはなんだってOK!
大切なのは、キャリアコンサルタントが
この質問をしてくれるかどうかです。

大切なものはみんな違うもの

例えば
あなたはお豆腐が好きだったとしましょう。
とても美味しい豆腐料理を出すお店があると知って
今日のこの日、この時間が来るのを楽しみにやってきました。

お豆腐は冷ややっこで食べるのが一番!と思っているあなたは
もちろん最初に冷ややっこを注文しようと思っていました。

すると開口一番、お店の料理人が言うのです。
「私は豆腐ハンバーグが得意です。
だからメニューは豆腐ハンバーグだけです」 と・・・

そして有無を言わさず豆腐ハンバーグが目の前に出されます

評判になるくらいですから
豆腐ハンバーグだってもちろん美味しいでしょう。

でも本当は冷ややっこが食べたかった・・・

あなたの注文を聞いてもらえずに
料理人の得意料理だから と自分の好みではないものを出されたら
あなたは一体どう感じるでしょうか?

もちろん、しっかりと自分の意志を伝えられる方もいるでしょう。

でも、もしあなたが、相手の気持ちを考えられる素敵な人だったとしたら
もしかしたら自分の意思を隠して受け入れてくれるかもしれない。

では、あなたの本当の気持ちは誰が気づいてくれるのでしょう?

キャリアコンサルタントはあなたの傍で
あなたに寄り添うことがお仕事です。

あなたが大切にしているものを一緒に大切にできるキャリアコンサルタントに
出会ってくださいね。

3.それって誰の人生の話?

自分の人生、自分で選びたくない?

多くのキャリアコンサルタントは
「就職(仕事)をすること」を目的としているので
いかに早く希望とマッチする企業に就職させるかを
優先させて相談にのります。

それはキャリアコンサルタントの所属先などによっては
仕方のないことです。

例えばハローワークの窓口とか大学のキャリアセンターとか
そういうところに来る人たちは仕事に就きたくて
相談に来られているので
「就職すること」が目的になるのは間違いではありません。

でも「職場の人間関係に悩んでいる」あなたが
「この先どうしたらいいのか?」と考えていたとしたら、どうでしょうか。

相談者が発言をした端から全否定し続けた
キャリアコンサルタントが職場にいました。

そして、相談者が「好きじゃないと仕事にできない」と
自分が大切にしていることを話してくれたのにも関わらず、
「好きなものを仕事にしなくたって、
仕事していたら好きになるものだよ」

とキャリアコンサルタント自身の意見を押し付けて
話を終わらせました。

その言葉を聞いたとき、
私は椅子からずり落ちそうになったのを覚えています。

相手の言うことを全部否定して
自分の価値観や意見を押し付けているのを目の当たりにして、
私は、いい気分にはなりませんでした。

そんなコンサルティングを見た時に自分で自分に
確認する質問があります。

「ちょっと待って、働くのは誰?
誰の人生のことを決めようとしているの?」

目の前にいる相談者にも
大切に過ごしてきた時間があります。
私がしたこともないような
素敵な経験をされてきています。

キャリアコンサルタントがあなたのことを本当に
知りたいと思ったとき、このような質問をしてきます。

  1. 自分の気持ちを率直に言えますか?
  2. 協調性が強い方ですか?
  3. 上司への報告はメール派?直接派?
  4. 人の期待に応えたくて頑張っていますか?
  5. あなたの夢はなんですか?
  6. あなたが嫌なことはなんですか?
  7. あなたが人生で大切にしているものはなんですか?
あなたの悩みに寄り添うキャリアコンサルタントにご相談ください。

私たちキャリアコンサルタントは
あなたが人生を楽に過ごすためのお手伝いをしています。

あなたよりもあなたのことを
あなたの人生を大切にしようとしてくれる
キャリアコンサルタントに出逢ってください。

ぜひ、体験セッションを受けてみてください。
そして自分が楽になれる
キャリアコンサルタントを見つけてください。

こんな記事も読まれています