「自分のトリセツ」持っていますか?
今日もお疲れさまでした、今日も1日よく頑張りました(*’▽’)
以前に「自分の機嫌は自分で取りたい」的な話をした記憶がなくもないけど、
大学生の就活にも通じる部分があるなぁと思ったのでちょっと呟いてみようと思う。
仕事柄、大学生たちに「就活とは自分という商品を売り込む作業」と言っているため、
履歴書は「自分の取り扱い説明書になる」と伝えている。
なんの説明もなしに「私を正しく扱いなさい」と言われても
たぶん東大の入試よりも難しいと思う。
しかも「機嫌よく動くように使いなさい」と言われてもきっと無理。
説明書のあるスマホですら使いこなせない人もいるのに、
目の前の人間を何の知識もなしに機嫌よく取り扱うなんて・・・。
相手に正しく丁寧に自分を扱ってもらうためにも
トリセツは必要と全力でお伝えしておこうと思います。
自分の扱い方は自分が一番知っている、はず
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だいぶ前の話だけれど、コーチングのセッションをしたとき
クライアントさんが最後の最後で「自分の機嫌は自分で取りましょう」
と言ったのがとても印象に残っている。
アドラー心理学でも「自分の機嫌は自分で取ろう」と
Twitterで中の人が呟いているため、
よくわかんないけどそういうものなんだろう・・・と思い始めた(笑)
で最初のクライアントさんの言葉
「自分の機嫌は自分で取りましょう」なんだけど、
自分自身が自分のことをどれだけ知っているかで
機嫌を取ることも損ねることもできる・・・これぞまさに「取扱説明書」の話。
でトリセツなんて言うと、めっちゃ難しい分析をしなきゃ行けないか?とか、
なんかアプリが必要のか?とかなりそうだけど、
単純に「自分が何を好きと思うか?何を嫌いと思うか?」だけでもいいと思う。
願わくば「〇〇が嫌だから」と他人様に伝えられると
もっとよいのかもしれないけど、まずは自分が知っておく。
それだけで嫌いなことや嫌なことを避けることもできるだろうし、
何を嫌だと思っているのか?がわかれば対処もできる。
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これって就活でいうところの「自己分析」と同じなんじゃないかな、と。
自分が何を考えていて、何を大切にしていて、
どんな事に取り組みたいと思っているのか、
何ができないと嫌だと思うのか、などなど。
就活の時、場合によっては「履歴書はラブレター」にもなるんだけど、
結局は見知らぬ人に自分を知ってもらうもの、という認識。
どうやって扱えば機嫌よく動くのか?
これは話をしてみないとわからないことがほとんど。
最近旦那とケンカをしたとき、私の機嫌が最高潮に悪くなったのですが、
機嫌を取ろうとしてくれる旦那に抱いた「ソコジャナイ感」
だから余計に腹が立つっていうループ(笑)
旦那に私のトリセツを渡した記憶がないので、
稀に扱いを間違えることも仕方がないかぁ・・・。
が、旦那とは今後もお付き合いする予定なので、
何とか自分の感情や想いを伝える努力はしてみる。
でもこれが職場だったり、あまり親しくない人だったらどうなんだろう?
居心地よくないだろうし、なんか周りの人のこと嫌いになっちゃうかも。
だから何が好きで嫌いか、何に腹が立つかスルー出来るか、
許せる範囲や許せないこと、自分がゴキゲンでいるために必要なもの
を知っておくことが必要で大切。
そしてそれを他人様に伝えられる術も併せて身に付けられれば、
もっと過ごしやすくなるのかもしれないなぁ。
自分のトリセツを作る
![](https://www.office-aina.jp/wp/wp-content/uploads/2022/03/22737100_s.jpg)
と言うことで、
他人様から丁寧に扱ってもらうために
「自分のトリセツ」を作りたいと思う。
大学生の人にとってはこれが自己PR(自分の強み、長所)であったり、
学生時代頑張ってきたことだったり、困難だったことだったり。
自分という商品をいかに最適かつ最善に稼働させるか、
そのヒントはやっぱり自分しかないわけで。
なんてことを言うと大学生の多くは
「企業の求める人物像に合わせて作ったほうがいいですよね?」と聞いてくる。
大人だって「そうは言っても社会人たるもの・・・」っていう人もいそうだけど、
自分の人生なのに他人様に「あなたがどうあるべきか」を決めてもらうの?
もちろんそれを望む人はそれでいいと思うし、
違和感を覚える人がいるのであれば、
やはりそれは自分で考えるときが来たのだと思う。
日本人は謙虚な人が多いからか就活も婚活も
「相手に選んでもらう」という考えがベースにあるように思う。
そして選んでもらえないと「私のどこが悪かったのだろう?」と
自らを省みて成長しようとする・・・うん、素敵な能力。
その上で自分の意志で自分の道を決められたら、
もっと道が開けるような気がするんだけど、どうでしょう?
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大学生の就活支援の中で私は
「自分が働くことでどんな世界を作りたいか、
どんな価値を生みたいか」
を必ず聴くようにしている。
それはその人が大切だと思うものが現れることが多いと経験上思う。
それが実現できる会社であれば受けてみればいいし、
実現不可能そうであれば無理する必要はないかもしれない。
自分がゴキゲンでいられる環境や状況、
人・ものを選んじゃってもいいじゃない、
働くことが苦痛になってはいけないから。
もちろん実際に就職してみたら違った・・・_| ̄|○
なんてことはよくあるけれど(笑)
(だから大学生の場合は企業研究とか説明会に参加しておいてほしいと思う)
キャリアコンサルタントの仕事をしてからの方が
一つの職場で長く勤めることが増えた。
それは
「私が楽しいと思える仕事か?嫌な人が居たとして
いろいろガマンしてまで働くことができるのか?
その価値はあるのあるのか?」
と考えて「したくなーい☆」となった場合は、無理して働かないことを選択してきたから。
自分の人生なんだから、私がどう感じるのか?
を最重要事項として最優先したっていいわけで。
みんながみんな、こんなことを許される状況じゃないかもしれない。
だからと言って
自分の、あなたの機嫌を自分で取らなくてもいい
ってことではないと思う。
純粋にあなたが嬉しいと思うことや楽しいと感じることを
素直に受け取ってみることも実は必要で大切なことかもしれない
と思う三月の半ばでした。
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