自律神経失調症との付き合い | Office Aina

「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

自律神経失調症との付き合い

マスクをつけて、消毒をすることが当たり前になってから1年以上、
緊急事態という日常で旅行もできず、親しい友人と集まることもできず、
お酒はもともと飲めないけど、外食もままならない毎日。

そして私の実家は車で1時間半で行けるのに
県をまたいじゃうので帰りづらい(いや、まあ、帰ってるけど)

ましてハワイになんていけないから
ストレスも溜まりに溜まって「むっきー(-“-)」な毎日。

はーわーいー♪


やっと2回目のワクチン接種が終わり、
モデルナアームや発熱などの副反応をも乗り越え
「ご褒美にワクチンパスポートちょうだい!」と叫びたい今日この頃。

あともう少し我慢すれば、きっとハワイにも行けるはず!
と淡い期待と多大なる願望を込めて生きて伸びております。




でもね、正直なところ、
自律神経失調症になったとき以来のストレス感・・・マジパネェっす
ってなってるから、買い物欲が止まらない!!

ネットで爆買い→カードの支払額見て驚く(゚Д゚;)→働くという悪循環(笑)
いや、まあ、お仕事あるだけありがたいんですけどね。

と言いながら溜めたストレスがお金に換算されればいいのに・・・と思いつつ、
自律神経失調症を発症するには至っていないわけでして。


どうやらワタクシ、ここにきて自律神経失調症と仲良くなった模様です、はい。


自律神経失調症との付き合い方


何度も書いておりますが、今から12年前、私は自律神経失調症になりました。


その頃の私に出会えるのであれば「よく我慢してたね~」と
褒めながら抱きしめてあげたいくらい怒りと悲しみでプルプルしてたなぁ。


片頭痛になる日が増え、精密検査をしてみても原因はわからず。
肩こりがひどいので毎日のようにマッサージに通ってもやっぱり右側の肩甲骨が痛いまま。


仕事を休み始めたら片頭痛も肩甲骨の痛みもきれいさっぱりなくなった。
と言うことは間違いなく仕事が、と言うかダメ上司がストレスだったんじゃん(笑)

ホンマ、嫌い、ダメ上司


最近部屋を片付けていたら「バカ上司とその対策」みたいな本が出てきて
私、よっぽど悩んでたんだな、と改めて痛感した次第です。


正直なことを言いますと、
自律神経失調症になるまでの段階はだいぶ思い出せるのですが、
治ったキッカケと言うのがまったくわからない!!

病院で治療したわけでもないし、
医者から「治りましたよー」って言われたわけでもないし。

私自身は寛解状態だと思っているからいつ再発してもおかしくないな、と。

だってもし治ってたんだとしたら、
2年前に新しい仕事を2件同時にスタートして、
フラダンスの大会に出るために必死で練習する期間が重なってた時期、
毎日のように鼻血出してないからー。


ただ、ここに至るまでに
自分がどういう状態になった時が危ないか
どこが限界値か

ということを知っていただけのこと。


だから今も「あー、背中痛いなー」と思ったらとにかく寝る、
とか必要以上の活動をしないとかリミットを越えないように調節しているだけなのです。

嫌だなーと思ったらちょっと距離を置いてみたり、
アカンなーと思ったらいっそのこと場を変えてみたり、
とそれ以上しんどくならないように意識をしている、
それだけのことなのです。


付き合い方を見つけるまで



ちょうど自律神経失調症になり退職して暇を持て余しだした頃、
キャリアコンサルタントの勉強を始めました。

サラリーマン時代に人事の仕事に関わっていた中で
学生の就活の悩みを聞いていたり、
うつ病で退職していく人の対応をしていたり、と
「働く意味」を考える時間が増えてきまして。

仕事に関する相談にのれる人になりたい、と
キャリアコンサルタントの資格を取ろうと一念発起。

それも私の一部

まあ、キャリアコンサルタントの勉強している間も
自律神経失調症の症状と戦いながらであったので、
いろいろありましたが、そこは割愛(笑)



キャリアコンサルタントも資格を取ってしまえば終わり
というものではないので、自己研鑽を積む必要がありまして。


NLPやコミュニケーション、コーチングなど
キャリアコンサルタント以外の学びを積んでいく中で、
自己分析や自己内省をすることが増え、
自分の弱かった部分や見ていなかった部分を目の当たりにすることも増えていました。


「自分の当たり前は、他人の当たり前じゃない」と言うことに気づき、
意外と真面目で几帳面、曲がったことは許さないっ!
というタイプだと知ったことがかなり大きな要因だったかも。

なんか、ちがう・・・


もちろん、それに気づいたから終わりってわけではありません。


そこからの方が大変でした。

誰かが「大変とは大きく変化すること」と言っていたのですが
自分が当たり前だと思っていたことや行動が
実は自分を傷つけてしまったいた、と言うことにも気づいてしまった。


別に今までの自分が悪いわけではないけれど
何かを変えなければ同じことを繰り返してしまう・・・

まあ、なかなか変えられなかったから3回も会社から脱走したんですけども(笑)


脱走を繰り返し、心理学やら何やらを3年くらいかな
学び続けて、やっと「自分の特性」を認められるようになりました。

自分が尊敬できない人
自分よりも知識や経験、能力がない(と思われる)人
高圧的(マウントを取る)な人
思いやりがなく、他人を尊敬・尊重できない人


がどうやら私は嫌いなようです。

ちなみにダメ上司はすべて当てはまってました。
そりゃ大っ嫌いになるよね~、仕方がない(笑)

こういうタイプがいる職場では長く働かない、
あまり深く関わらない、
など自分なりの防御策を取るようになった現在では
まあ、せいぜい鼻血かギックリ背中くらいで済むようになりました。



体調がおかしいと感じたら、病院に行くことも必要だと思います。

その上で自分から「変わりたい」や「原因を知りたい」と思うことができたら
自律神経失調症やうつ病と上手く付き合う第一歩を踏み出すときが
きたのかもしれませんね。


2021年09月17日 | カテゴリー: 職場のストレス, 自律神経失調症

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