人と比べる必要はないよね | Office Aina

「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

人と比べる必要はないよね

わかってはいるけれど・・・
どっちもいいなぁ・・・

 
 よく「人と比べる必要はない」とか
「ナンバーワンではなくオンリーワン」とか耳にして


その時はまあ納得するんですが・・・
ふとしたとき、
やっぱり人と比べていることもあったりなかったり(どっちやねんな)


私の場合は自分の今の位置を確認しているんだろうと思う。


確認してもっと頑張ろう、とか、もっとこうしたい、とか
成長するための一つの方法なんだろうと思うけど、
やっぱりどこかで人と比べてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

 とは言え、上には上がいて、下には下がいて。


どっちを見ても本当はあまり気持ちのいいものではないのかもしれない。
それでも人は「まだ自分より運の悪い人がいる」と安心したり、
「あんな風になりたいなぁ」と羨望のまなざしを送ったりする。 



人と比べるということは、自分の評価が正当なものなのか?や
この道で正しいのか?など何かの道標になることは間違いないけれど、

もしそこに必要以上の感情が込められてしまうのであれば要注意なのかもしれない。






私は幸せだ!と叫んでみた

 

 私は基本的に他人がうらやましいと思って生きています(笑)
というか、つい最近まではそう思いながら生きてきました。 



小さい頃、習い事などは自分のやりたいものを習わせてもらえましたが、
自分のお小遣いの範囲で買えないもの(好きなアイドルの目覚まし時計とか金額の大きなもの)は、
いくら欲しがっても買ってもらえませんでした。

それこそ「テストの5科目の平均点が80点以上」なんて約束をさせられ、
ひたすら勉強して結果をだしてやっと手に入る・・・。

がまん、がまん・・・

 「働かざるもの食うべからず」じゃないけど、
頑張らないと欲求が満たされないというか、


欲求を満たすためには頑張らねばならない
(頑張らないのであれば欲求が満たされてはいけない)



という現象の基礎はここで出来上がっていたことにいまさら気づいた(笑)
よく親に「よそはよそ、うちはうち」って言われたような記憶があるのですが、
これって「我慢しなさい」の意味が多分にあったように感じます。
ワガママ言うんじゃないよ、的なね。

 ゲームとか新しいものをすぐに買ってもらえる友達はうらやましかったし、
今でも私のできないことをやっている人や、買えないものを買える人はうらやましい・・・
とブランド物を持っている友達に言ったら、


「ななちゃんは歌舞伎にお金を遣っているでしょ?それが私はブランドなだけ」

と言われてしまい、しょぼーん(´・ω・`) 


というのは冗談ですが、確かにお金のかけどころは違うな、と。
確かに私は私が使いたいものにお金を遣っているわけで。
価値観というか、お金を遣う優先順位が違うだけなのか、と妙に納得しました。



 そして「よそはよそ、うちはうち」という言葉を
「人のこと気にしなくていいよ。あなたはあなた、私は私。それでいいよね」
って意味で使えるといいなぁと思っています。


文字にすると冷たいように見えるけど、それぞれ良いところがあって、
大切にするものが違って生きてきているわけだから、それがいいんじゃない?と。


だから世の中おもしろいんじゃないかと思うんです。
たまに合わない人に遭遇して嫌な思いをすることもあるけれど、
基本的には「ほえー」と驚くような人も多くて、結構楽しい。


えへへ、しあわせ

「あなたはあなた、私は私」でいるために私がやっていることは、
とにかく「私は幸せだ!」と声に出すこと。


大声で叫ぶと周囲の人にドン引かれるので要注意なのですが、

美味しいものをいただいたときは、
「美味しいものを美味しく、お腹いっぱい食べられるのは幸せだねぇ」
と声に出してます(ついでにお腹も出てくる)。



あとは朝一番「今日もみんな元気だ、ありがとう」と呟いてみたり。
そうやって自分の脳みそを騙しているのです。

カウンセリングでもよくあるのですが、
頭の中で考えていることを言葉にしてみると、
たいていの人が「考えが整理できました」や「すっきりしました」と言われます。


「私は幸せだ!」と言ったところで「何が?」と思うことも否めませんが、
何度も口に出していると「そっか、幸せなのか」と妙に納得する瞬間があったりします。


幸せになるのに理由なんて必要ないと思うんです。
どんな些細なことでも「幸せだな」と思えたら、それでOKなんだと思うのです。



幸せかどうかは私が決める

 
 
 とりあえず「私は幸せだ」と思い込んでいます。

そりゃお金はたくさんあったほうがいいし、
健康であったほうがいいし、働かなくていいなら働きたくないし。


それでも衣・食・住に困ることなく、好きなことをして、
私が大切だと思う相手からも大切だと思ってもらえる環境にいることはかなり幸せかと。


大きく困ったことがない毎日って単調かもしれないけれど、傷つくことも少なくて。
人との関係で傷ついた私にとっては傷つかないことはかなり幸せなことなのです。

 とは言え、「そんな風に思えたら苦労しないよ~」
という声も聞こえてきそうですが、

人と比べることでモチベーションが上がるならそれはそれでOKですし、
他者の目を気にするのに疲れたのであれば人と比べることをお休みしてもOKです。


要は自分で決めましょう!ってことですね。
自分の人生なんですもん、自分で決めていきませんか?って話です。


どんな小さな幸せでも、どんな些細なことでもいいから自分で決めている、
そんなチャレンジを繰り返していきたいと思う毎日なのでした。

2021年02月5日 | カテゴリー: 日々徒然

こんな記事も読まれています