全力で逃げてみよう | Office Aina

「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

全力で逃げてみよう

もし、全力で逃げるとしたら?


もし、全力で逃げるとしたら
あなたの逃げ足はどれくらい速いですか?

そんなことを考えたことはありますか?

私の逃げ足はどれくらい早いのだろう?と考えてみると
まあ、100mを走るのに20秒以上はかかるだろうから
決して早くはないと思いますが(笑)

それでもきっと、全力で逃げなければならないことも
あるのではないかと思うときがあります。


「逃げるが勝ち」って言うじゃない
逃げるのだっ!

以前、たまたまニュースで見つけた記事で、上野動物園の
つぶやきが取り上げられていました。


~引用~

 アメリカバクは敵から逃げる時は一目散に水の中に飛び込みます

逃げる時に誰かの許可はいりません。脇目も振らず逃げて下さい

    ~引用ここまで~


この記事を読んだとき、私は目からウロコ
そしてちょっと泣きそうになりながら
首がもげそうなほど頷き、納得しました。


自律神経失調症になった頃の私の思考は
「逃げることは負けること」 と考えていて、
休んだり病院へ行くことは負けることであることだと考えていました。


明らかに、この当時の私はダメ上司を敵と認定して
きっとダメ上司にに負けたくない!と思っていたのでしょう。


だから、その環境から逃げることをしませんでした、と言うか
逃げることができませんでした。

いま思えば、何と闘っていたのかよくわかりませんが・・・


何のためなのか、誰のためなのかわからない勝負に
拘りすぎていたことや
誰かに助けを求めることは自分に能力がない、と
周りの人に言われるんじゃないか?と勝手に勘違いして
他人に助けを求めることもできなかった。

ただガムシャラに頑張ることしかできなかった。

自分の命より大切なものなんて数えるほどしかない中で
そのダメ上司や、その人とな勝負が自分の命より大切だったのか?

その場で踏ん張って傷つきながら戦い続けることが
自分の命より大切だったのか?

たぶん違う・・・て言うか、絶対違う!!



今の私があの頃の自分に声をかけるなら

早く逃げて!カッコ悪くないから!




果たして逃げ切れるだけの体力が残っているかは
わからないけれど・・・(笑)
それでも逃げることをおススメすることには間違いないな、と
思うわけです。



上手く避けることも大切


それでも渦中にいると、正しいことがなんなのか?とか
その辺の判断が鈍くなっているのも仕方のないことでして

その時の私みたいに逃げると負けだ、と思っていたとしたら
逃げた自分が許せなくて、逃げた自分を責めてしまう可能性もあるし



避けるのも能力のうち

以前、「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマが流行りました。
(最近、再放送してましたね)
本当に「逃げる」と言うことは、役に立つんじゃないかと
本気で思いました。



逃げるのが嫌なら、避ける・除けるでもいいのかな
少なくとも自律神経失調症だった私は、
すべてを真正面から受け止めて傷ついていました。

野球で言うなら、
出塁したいから、めっちゃ大暴投のボールなのに
当たりに行こうとする感じかな


確かに出塁はできるけど、自分の身体が持たないでしょ
この方法じゃ、と冷静に考えればわかるんですけど
まあ、あの当時は何かが壊れていたんでしょうね(笑)



ボールを見逃すことや避けることを上手く使えれば
良い戦術のはずなのに


ちょっと話は違うかもしれませんが
清原和博さんが野球選手だったころ、よくデッドボールに
当たっていました。その頃のコーチがのちにこんなことを
言っていました。

「ボールを避けることを教える前に
一軍の選手になってしまった。全部ボールに当たるから
怪我が増えてしまう。後悔している」 

出塁できたとしても、怪我してしまったら
元も子もないのかもしれません。

絶対逃げろ!と言っているわけではなくて
逃げるのは戦術の一つであって
自分でGOサインを出せるのであれば
逃げてもいいんだな、と思えるようになりました。


昔から、逃げるが勝ち! 
とか
負けるが勝ち! 
って言葉があるくらいだから、逃げても負けても関係ないのかも


というか、もはや私にとっては


逃げるが価値 

かもしれません。
逃げ足はあんまり早くないかもですけど。

自律神経失調症になったからこそわかったこと

自分の命より大切なものなんて、そんなにない

その命を使ってまで大切にしたい相手なのか?

自分の命削ってまで優先することなのか?

もし、答えが「NO」なら、
壊れるまで闘う必要はないと思うんです。


逃げる自分を許せないのは
他でもない自分だけなのかもしれません。

逃げても、負けても、避けてもきっと大丈夫

その選択はあなただけじゃなく、
あなたの大切な人も守る選択になるかもしれません

      

         

            

2020年06月19日 | カテゴリー: 職場のストレス