キャリアコンサルタントの私が大学に通う理由 | Office Aina

「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

キャリアコンサルタントの私が大学に通う理由

今日もよく頑張りました、今日も1日お疲れ様でした。

お盆休みだじぇ~(≧▽≦) って思ってたら
世の中Uターンラッシュだそうな。
世間の波から乗り遅れているのを痛感した暑い日でした。


そして巷の学生の夏休みも残すところ半分くらいになっているわけですが、
大学4年生のワタクシはまさに今がレポートの勝負時!ってことで
単位認定のテスト勉強やらやらレポートの下準備やらに追われております。


実はワタクシ、今年の4月から通信課程ではありますが、
某大学で心理学を学ぶ女子大生となりました。

人生100年時代、日々是勉強、などと言ってしまえばカッコイイのですが、
現役時代はただ「歴史が好き」と言うだけで史学科へ進学した私
(+ラクロスができることが条件)

かと言って寝食忘れて研究するワケでもなく、
バイトとクラブとちょっぴり恋愛模様を謳歌しただけの4年間。

気づいたら適当に就活して大学生活にサヨナラ~でございました。
まあ、途中で阪神大震災あり、
いろいろ余儀なくされ忘れられない大学生活にもなりましたが・・・


そんな私が今さらながら、心理学を学ぶことにしたのです。



8年間思い続けて、あたため続けた・・・


キャリアコンサルタントという仕事について10年以上。
私の周りにはとにかく学び続ける諸先輩方ばかり!


そして、今でこそ増えてきましたが、
当時、30代でキャリアコンサルタントを目指す人はそんなに多くなく、
セカンドキャリアとして目指されている人が多い印象。


だから30代そこそこでキャリアコンサルタントになった私は
ペーペーもペーペー、ひよっこどころか卵にヒビも入っていないくらい。
(実際に人生の諸先輩に見下されたような態度も取られました(^▽^;))


周りの方の知識や経験に圧倒され「ヤバい世界に足ツッコんだ」
と震える日々を過ごしていました。



そんな中、「こんな風になりたい!」と目指す人物像となる先輩に出会い
その先輩をロールモデルとして頑張っちゃおう!となっちゃった私。

相談にくるクライアントさんから見れば、
その先輩も私も同じキャリアコンサルタント。

サービスに差があってはいけない!という想いもあり
学びはじめることを決意するわけですが・・・
何から始めていいのかチンプンカンプン。



その先輩に色々相談してみた結果、
まずはNLPから始めてみたらということでNLPの講座に参加。
(ちなみにNLPはこちらで学ばせていただきました。
日本NLPアカデミー https://www.nlpjapan.jp/)



NLPを学ぶ中で、自分と向き合うことを繰り返して
人とのコミュニケーションはもちろん、
何で自律神経失調症になったのか?
ということも少しずつ見えはじめ、初めてしっかりと自分を理解することができた。

目標は相談者の味方であること~


自分と相談者との経験を切り離すこと
言葉以外の訴えにも意識を向けること


相談者の数だけ、対応の方法があることを知った。
さまざまな相談者に合わせた対応するには
キャリアを学ぶだけでは不足していることにも気づいてしまった・・・


で、心の動きに興味があったこともあり、
「心理学を本格的に学びたいなぁ」と思い始めたのが2013年。

そこから8年、温めにあたため続けて、
やっと心理学を学ぶために大学に編入したのがこの4月。
いや~長い道のりでした(笑)


なぜ心理学を学ぶのか



心理学は自己覚知の学問
と言われているので、学んだからと言って、
劇的に何かに長けるわけではないとはわかっているんです。

そのうえで、自分も人間なわけですから
自分の心の動き=人間の心の動き
と捉えれば、学びに繋がるかなぁ~と言うのがひとつの理由。


そしてもうひとつは
「ダイバーシティ」「多様性だ」と声高に叫ばれるようになってきた現代、
私自身がその多様性を本当の意味で理解しているか?と考えたら、
結構曖昧やな~と弱気になってしまった(完璧主義の弊害か!?)


大学で学生相談をしていても、
LGBTQは当たり前になってきているし、発達凸凹も当たり前だし、
なんならグレーゾーンもたくさんいるし、心身症を抱えている学生も少なくはない。


となってくるとですよ、

キャリアコンサルタントとしてどこまで支援できるか?

をハッキリしておく必要があることと(コレ結構重要)、
どんな課題を抱えて現状と向き合っているのか?を推測できた方が、
より支援しやすくなるかもしれない、という考えに至りました。


私は医師ではないので診断もできないし、
発達凸凹や心身症の治療なんてもっての外なのはもちろんですが、

どのギリギリのラインであっても
キャリアコンサルタントとしてできることはやりたい。


なのであればしっかりと学問として心理学を学んでおこう!
にたどり着き、大学生になったわけです。




が!しかし!心理学って統計学なんですよ。
実験して統計とってグラフ書いて考察してレポート書いて・・・

正直なところ「思ったのとちっがーーう!!」でした。

でもこれは基礎であって、この上に色々と学びたいことがあるので、
まあ、頑張るしかないッス←イマココ



だいぶ発達凸凹についての理解は広まってきたとは言え、
やっぱり働きやすいとは言いづらい世の中で。

ましてやLGBTQとなると理解すらしようとしてくれない人もまだまだたくさんいて。



私はキャリアコンサルタントと言う仕事をする中で、
例えば電車の女性専用車両に見た目は男性が乗っていても
「心は女性かもしれない」と考える程度の価値観は
持ち合わせるようにはなったけど、

やっぱり日本の社会は「普通(という概念)」に
合わないものはなかなか理解してもらえない状況で。


企業の規則だってパートナーは異性同士と言うのが
前提になっているものも多いし、
なかなか思いようには進まないことも多くあるんじゃないかな、と感じる。


私みたいなHSP気質の人だって
「気にしすぎ」って言われて、あまり居心地は良くない社会なわけで。


それでも自分らしく生きていくためには
なんらかの対応策が必要になってくるわけで。




私を含めて、そんな状況の人たちが
ひとりでも多く自分らしく生きられたらいいな
傷つく人がゼロになればいいな
と思いながら、
心理学のレポートに向き合っております(まだまだ先は長い(>_<))


もちろん、どんな選択をするのもあなたの自由です。
その上で、よりあなたが笑顔になれるような支援ができるようになれたらいいなぁ、
と思いながら、レポートとテストと格闘しております。

自分の人生は自分が、あなたの人生はあなたが創っていけるんです。


そのお手伝いがいつかできればいいなぁ☆

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