ポジティブ変換は疲れる!? | Office Aina

「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

ポジティブ変換は疲れる!?

今日も一日お疲れ様です、今日もよく頑張りました。

気が付けば3月も後半、
新年度や新学期が見え隠れする時期になりました。

桜の蕾も少しずつ膨らみ始めるのを見ながら徒然なるままに過ごしております・・・
と言うと古典の授業に出てきそうですが、まあ、思いつくことを書いてみようか
と思う次第で(いつも思いついたことしか書いてないでしょうよ)

上を向いて歩こう


ただ私の傾向として、ポジティブ変換されると言いますが、
なんかあんまり大変だと感じていないと言うか
(いつも繊細とか言うてるくせに、どっちやねんな)


と言うのも大学生の就活支援の中で
「今までで一番困難だったこと・挫折経験は」と言う質問が定番なのですが、
私のようにポジティブ変換されるタイプの人は
「大変だったこととか挫折ってないんですよね~」と回答されます。


ポジティブな能力は生きていくのに必要だと思うので持っていても困らない。

とは言え、過ぎたるは猶及ばざるが如し、
もしかするともしかするのかもしれません(何が?)



ポジティブ変換も大切だよね
そこまで行くからっ!

就活支援をしていてリーダー性が強い人や
目標達成力が高い人はたいていポジティブな人が多いなぁ
と感じています(田上調べ)

少しずつお話を聴いていくと、
挫折経験がないワケではないのに、挫折だと思っていない。


課題が見つかるとどう解決しようか、
どう乗り越えようかと考えてチャレンジするため
大変だったかもしれないけど挫折ではないし、
何ならなんかの結果に繋がっていたりするから「挫折か?」となるらしい。


その時は大変だったり辛かったりしているようだけど
「結果よければすべて良し!」的な感覚の人が多いみたい(笑)




どんなに大変だったことでも笑顔で話をしてくれる。


それは、自分の辛かった気持ちに気づいていないことも多いことの表れ。
「だってみんな大変でしょ?私だけじゃないもん」とほとんどの人が口を揃えて言うのです。


そこから感じることは、
ポジティブと言うよりはネガティブな感情と向き合うのが苦手なのかもしれない、
と言うこと。


リーダー性や目標達成力の高い人は、
できるまでやり続けることが当たり前なため
できなかったり、失敗した時の気持ちをじっくりと感じるよりは、
成功や達成のために前を向くチカラの方が強いのかもしれません。


そして自分が傷ついているよりも、
周りに迷惑をかけてはいけない!とチームや仲間のことを考えて
自分の気持ちを後回しにしがち。

だいじだよ



他人のネガティブな感情には敏感でサポートできるのに、
自分のネガティブな感情に気づかずに手当して癒さずに前に進んでしまう、
そんなタイプの人が多かったです。



チームの推進力としてはとても必要な人財でして、
その上でその人の傷は誰が癒すんだー!?と傍から見ていると考えてしまうわけです。


だから思わず面談中に「しんどくない?大丈夫?」と聞いてしまうことも多々あり。
まあたいてい「大丈夫です」って言われますけども(笑)
そういう時は、「辛くなったときは無理しなくていいからね」とだけお伝えしています。


人間、いつもいつもパワフルでエネルギッシュにいられるわけではないと思うので、
素直に自分の気持ちを出せる場所があればいいなぁといつも思います。


自分を大切にするために

私自身もポジティブ変換で生きている人間だなぁと感じる毎日でして。
基本、嫌なことは忘れるし、楽しいことだけ選んで生きようとしてるし、
ラクすることばかり考えている(笑)

そして超課題解決型なため、
目のまえの問題を解決することを優先させてしまうのです。


だって迷惑かけている人がいるのであれば、
謝罪なりなんなりする方が先じゃんかーと思うわけで。
まあ、これでダメ上司と決裂することになったわけですが(苦笑)



でもその時に感じた「自分の気持ち」の違和感に気づかないふりをして
蓋をして過ごしてしまうのも現実なのかな。



そもそもネガティブな感情を見つけたとしても、
どう表現していいのかわからない。

これは育てられ方もあると思うけれども
(一人っ子なのでしっかりしなさいと育てられ、
甘えることをさせてもらえずに育った)
甘えることもネガティブな感情を伝えることも苦手なまま大人になってしまった。


となるとポジティブなわけではなくて、
もしかしたらネガティブな感情と向きあうのが苦手な人なのかもしれない・・・。



人生の半分一緒に過ごしている旦那でさえ、
私が辛くて泣いているのを見たことはないと思う(と言うか見せていない)



で、ここまで来ちゃうと末期症状でネガティブな感情を
どう扱っていいかわからなくなっちゃう・・・でちゃんと手当できずに今に至る。



とは言え歳を経たからか、
涙を流すをスッキリすることがわかり涙活をしてみたり、
お風呂で暴言吐いてみたり(そのあとお湯を流すとスッキリします)
ああ、今、嫌だと感じているんだなと感じたことに評価をすることなく、
ただ感じている、と知るようにしてみたり。


結局ポジティブすぎて自分で自分の首を絞めてしまっていたのだな、
と自律神経失調症になって理解した次第です。


自律神経失調症になったことも、
新入社員を亡くしたことも、
私だけの経験ではない、私だけが辛いのではない、
と思い込んで自分の痛みに向き合うことをしてこなかった。


あの時はそれでよかったんだと思う、
その上で今、人と向き合う仕事をさせてもらっているからこそ、
もう一度あの気持ちと向き合う必要があるような気がしています。

結論、自律神経失調症になっても生きていけます(笑)

ポジティブでもネガティブでもあなたはあなた、だし、自分は自分。

辛い想いも楽しい想いも今の私を創っているものだと考えれば、
そんなに悪いものではないのかもしれません。





☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

          ※無料体験受付中※

 仕事のこと、職場の人間関係、なんだかわからないけど疲れた
 誰かに話を聴いてほしい、私の味方はいるのだろうか・・・?

 こんな時だからこそ、少しお話してみませんか?
 

 →気になった方は問い合わせフォームからご連絡ください。

 無理な勧誘やセールスは致しません。

☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

こんな記事も読まれています