会社を脱走したときのこと | Office Aina

「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

会社を脱走したときのこと

自律神経失調症から復帰した!?
自律神経失調症ですね



自律神経失調症で会社を退職してから、
休養と言う名の昼夜逆転の生活を送りながら
1年近くだらだらしながら過ごしていた。

月イチで心療内科の病院に通うものの、
診断書を書いてもらうだけで特に治療をしてもらうこともなく。


「人生の夏休み」と言い聞かせてのんびり過ごしてみようとしたものの、
「自分はこの世に必要なのか?」と自問自答を繰り返す日々。

そして元来の真面目さゆえに働いていない自分が
ダメ人間なんじゃないかと感じるようにもなり。


まあ、ストレス源のダメ上司と離れたし、
もう大丈夫だろう、と言う自己判断と、

治療も何もしてくれない医者の
「そろそろ働きなさい攻撃」に負けてしまい、
派遣社員としてある会社の総務部に社会復帰(仮)。


そう、あくまでも(仮)

仮免許のように「社会復帰練習中」って書いてある看板があればよかったのに・・・
と思うほど、復帰した先にもいたのです。
高圧的かつ派遣社員をバカにする正社員が・・・。


1回目の脱走


どうにかこうにか派遣社員として「社会復帰(仮)」を果たした私ですが、
派遣先に気になる社員さんがいることに気付きます。

もちろん雇用形態が違うので、仕事の内容や責任が違うことは納得していましたし、
割切って働いていました。


がっ!!
派遣社員なんだけどなーと思うくらいの仕事の量と
責任が押し付けられるように。


「お給金の分はしっかり働きます」というセリフのごとく、
しっかりと仕事はこなしていましたが、量は増えるし指示は偉そうだし。
そのくせ昼休みは流行りのお店にランチに行って3時間くらい戻ってこない。

なんやねーん

なんだか真面目に働くのがばからしくなってくる職場ではありましたが、
時給もよいしそれなりに有名な企業だったので
何とか自分を騙しながら働き続けてみました。




私の他にも派遣の仲間がいたことも大きかったかもしれません。
その人と毎日のように帰り道に仕事の愚痴を言いながら、
「明日も頑張ろうね」と励まし合い何とか乗り切っていました。


しかしどんどん仕事を押し付けられ、その上仕事の邪魔をされたり、
無視されたりと私はここに何をしに来ているのだろうか?と
思うような時間を過ごすようになりました。


とは言え、「契約更新してください」と言われれば、
必要とされることに悪い気はしなかったので、
何とか頑張ろうと思い派遣の契約を更新することにしてみました。


ところが、無視をする社員さんの態度が日に日に怖さを増していき、
私ももう一人の派遣さんも怯えながら仕事をするようになりました。

上司にも、私たちの机を別の部屋に置いてもらうなど
対策を講じてもらえるよう相談したりと、何とか改善を試みてみました。


しかし社員さんの態度が変わるどころかもっとひどくなり、
「いつか危害を加えられるかもしれない」と恐怖を抱くほどになりました。

そしてもう一人の派遣さんは私よりもその恐怖心が勝ってしまったらしく、
本来の彼女ではないように見えました。

そう、私が自律神経失調症になる前のような、少し虚ろな目や疲れがとれない感じ。


逃げるんだもんねっ

多くの事情が相まったこともあり、
契約更新をした翌日にあまりの恐怖で逃げだしてしまいました。

「もう仕事には行けません。命に危険が及びます」と言い残して。

この時も身体が震えて、会社に行くことができませんでした。


私は何とか脱走したことで、自律神経失調症に戻ることはなかったのですが、
もう一人の派遣の彼女はうつ病になってしまったようでした。

自分のこともですが、
彼女がうつ病になる前に何とかできなかったのか?
という後悔が残っています。

しかし私自身もしっかりと治療をしてもらったわけではないので、
このときも、何がトリガーになって自分がそんな状態になるのかが
よくわかっていませんでした。


契約更新した翌日に「やっぱ、やーめた」と言うのは社会人として
ダメなことは重々承知していますが、
それでも脱走して良かったと心から思います。


そして2回目の脱走


1回では飽き足らず、2回目の脱走も試みます。
しかもキャリアコンサルタントになってからなんです、2回目の脱走。

某大学で働いていた時のこと。
件のダメ上司を彷彿とさせる上司が目の前に。

仕事しないけど偉そう、
仕事知らないから教えてあげても理解してくれない、
仕事を丸投げしてくる、
デリカシーもない、

とないないづくしの人でした。

もう、外れ上司に巡り合う運だけには恵まれた私・・・と
今では冗談にできますが、その当時はゆっくりと、
でも確実に追い詰められていきました。

報・連・相をすることも苦痛になり、
仕事を私に丸投げする・・・「なーんでやねーん!」と
叫びたくなるくらいのデジャブ(笑)


朝がくるのが嫌、
電車が止まればいい、
食欲が失せる・・・


なんとなく嫌な感覚が戻ってきた感じ。

そして何度も同じ夢を見ていることに気付きました。

ある朝、高校に行く前にバタバタしている私。
バスの時間があるからもう家を出ないと間に合わないのに、体操服が見つからない。
探しても探しても見つからない。

迫る時間、でも体操服がないと学校で怒られる・・・
焦ってタンスの引きだしをひっくり返したり
洗濯物をひっくり返したりととにかく探しまくる、

と言う夢。


高校に行くはずなのに探しているのは中学校の体操服という矛盾。
最初のうちは「何だかこの夢をよく見るなぁ」と漠然と感じていたのですが、

ある時、この夢を見ると言うことは、ストレスが溜まっているサインなんだ
と気づきました。

そしてこの状態で放置すると次の段階に進むのです。


まず、歯がボロボロと崩れ出し、口の中で歯がじゃりじゃりになり
吐き出しても吐き出してもずっとじゃりじゃりして
歯のかけらで口の中がいっぱいになる、という夢。


どうやらここまでくると自律神経失調症の手前らしく
本当に危険な状態みたい。


体操服の夢を見たということは、何かがおかしくなりつつあることに
やっと気づいた私は、ここでも潔く撤退することを選びました。

ココだけの話、どうやら私には脱走癖があるようです・・・(苦笑)


3度目の正直!?



某大学を退職し、とにかくお金を稼ぐことを考え、
時給の高い派遣の仕事に就きました。

アパレルや雑貨のお店を経営する大企業でひたすら給与計算をする仕事。

また居たよ・・・

でも、ここにもいたのです、高圧モンスターが。

退職予定(と言っても予定日は未定)の正社員から
仕事を引き継ぐのですが・・・

まあ、その社員の口から出るのは聞くに堪えない罵詈雑言。
そして派遣社員へは人間とも思わないような扱い。

あとで聞けば私の前にも何人も辞めていたそうですので、
まあ私だけに酷かったわけではないようですが。


まず、現場の人(アパレルショップの店長)に対しては
「あんまり頭良くないから、
何度も同じことわかりやすく説明してあげて」と引き継ぎ。


あまりの言い草に「えっ!?(驚)」となりました。

そしてなぜ現場の人を見下しているのかもわからない(わかりたくもないけど)

引き継ぎをされる中でメモを取っていたら
「私が作ったマニュアルがあるからメモとらないで画面見て。
次から独りでやってもらうから」
とかなり上から目線で言い放たれることもしばしば。



そんな毎日が続き、私自身に向けられる強い言葉だけでなく、
現場の人に対する罵詈雑言や強い物言いを一日中聞いていたら、
まるで自分に言われているような感覚になり・・・

そうこうしているうちに、体操服の夢をすっ飛ばして、
口の中がじゃりじゃりになる夢を見ることに。


ごめんなさい、無理です

そんな状態で仕事をこなしていて、
何かの仕事を「とにかくいいからやってみて!!!」と
強く言われてしまい
パニックになった私は
「できません、無理です」と言ってその場から逃げました。


そしてそのまま早退します、と言って派遣元にも連絡して、
翌日から会社に行かなくなりました。


そしてこの時のやり取りや出来事をあまり詳細を覚えていないと言うことは、
やっぱり何かがおかしくなっていたのだと思います。

ここまで来てやっと理不尽な扱いや高圧的な態度や物言い、
人をバカにする人に対して私は嫌悪感を抱くのだ、
と言うことに気付き始めました。

もちろん脱走をしたときは反省もしましたし(なのになぜ3回も繰り返す)
次こそは我慢しようと思うのですが、やはり身体の拒否反応には勝てなかったのです、私。


脱走をおススメするわけではないですが、
私は脱走して良かったと胸を張って言えます(胸張っていいのか?)

だって、今、

好きな仕事をして、
好きなものを食べて、
好きなことをしていられるから。

あのとき脱走していなければ、今があったのかもわからないから。


もちろん、脱走した私にも何等かの原因があるのも理解しています。
人より少しだけ色んなことを繊細に感じて考えてしまう性格は、
必要以上に自分にダメージを与えることになっていたのかもしれません。

それでも、声を大にして言いたい。


脱走して良かったー!!!

2020年10月23日 | カテゴリー: 職場のストレス